upto4は、スタートアップに関心のある方が、創業初期スタートアップ創業者やベンチャーキャピタル、創業を予定する技術シーズ保有研究者と気軽な情報交換や週2-3時間からスタートアップに参加できるコミュニティを作っています。
今回、upto4とつくば研究支援センター、東京工業大学関連VCのみらい創造機構による起業イベントを開催いたします。
つくば研究支援センターは、筑波研究学園都市において、革新的な先端技術の事業化を目指すディープテックベンチャー企業のインキュベーションを行っています。
みらい創造機構は東京工業大学を中心に技術系ベンチャーへの投資、創業、育成支援を行う独立系民間VCです。
半導体/ナノカーボン事業のCxO・ビジネス開発を求めているアーリーステージの研究開発型スタートアップ2社から事業内容をご紹介いただきます。
ご紹介する事業にご関心をお持ちいただけた方は、イベント後にマッチング機会をご提供し、プロジェクトにご参画となった場合には経営メンバーのお一人となっていただくことができます。
本イベントは定期的に開催予定です。みなさんのご質問にもお答えしながら、投資家が関心を持っている研究をいち早く知ることができます。
Q&Aセッションは匿名ツールを使用しておりますので、聞きづらいこともお気軽にご質問ください! 大学や研究機関の技術シーズを活かした創業期~アーリーステージのスタートアップへの参画に興味を持つ方にとって、世界を変える一歩を踏み出すセッションとなっております。
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ナノブリッジ・セミコンダクター株式会社 杉林直彦氏
当社の製品の一つは、半導体チップの中の金属配線を切り替えられる「ナノブリッジ」を搭載したFPGA(Field Programmable Gate Array=顧客がデジタル回路の書き換えを行うことができる集積回路)です。このナノブリッジFPGAは、従来製品よりも低消費電力・省面積・耐放射線・耐高温という性質を持ちます。ナノブリッジFPGAは、宇宙防衛分野での利用が今年から始まろうとしています。今後、自動車、ロボット、IoT端末分野で利用していただき、事業を成長させることを当社は目指しています。
株式会社マテリアルイノベーションつくば 唐捷氏
グラフェンとは、1000万分の1mmの厚みしかない薄膜の形を持った炭素で、ナノカーボンと呼ばれ材料として注目を浴びています。弊社は3種類のグラフェンファミリーを持っています。1つ目は酸化グラフェンで、水性溶媒への良好な分散性が特徴です。2つ目は層数の少ないグラフェンで、センサー、触媒等の用途に使うことができます。3つ目のグラフェン/CNT複合材料を電極材としたグラフェンスーパーキャパシタは、ウェアラブル機器、環境発電用蓄電池、作業支援ロボット等、広範な活用が期待できます。
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- 投資家が関心を持つ最先端の研究を知ることができる
- 創業メンバーとして将来的な参画に興味のある方は、後日カジュアル面談
- 本イベントでご紹介しきれない投資先・事業も多くあります。upto4内のみらい創造機構のコミュニティで繋がりましょう!技術共有イベントや、先輩起業家・VCとのネットワーキングに優先的にご招待いたします。
大学の研究成果を社会に還元することを目指しています。
1988年に茨城県、日本政策投資銀行及び大手企業等76社の出資によって設立されたインキュベーション施設です。世界有数の研究開発拠点の集積地である筑波研究学園都市に立地する特長を最大限に活かし、産学官金の連携のもとに、筑波研究学園都市の技術シーズ、ベンチャー企業と域外の産業やエコシステムを結びつける役割を担っています。最近では、ベンチャー・キャピタルのみらい創造機構と連携協定を結び、技術シーズの事業化や研究開発型ベンチャーの事業開発支援に力を入れています。
2014年に創業、2016年に東京工業大学と社会連携活動の推進に向けた組織的連携協定を締結し、東工大関連ベンチャーキャピタルファンドを設立・運営しております。
2021年に設立した2号ファンドにおいては、投資先を東工大関連ベンチャーに加え高専関連に対象領域を広げて活動しています。投資実績としては、東工大関連ベンチャーを中心に研究開発型スタートアップへ現在までに45社への投資を実行し、3社が上場しています。
東工大と密に連携しながら独立系民間VCとして柔軟な体制で運営しています。
・ご注意事項
- 本イベントは参加者様の顔が映らない状態で録画し、広報等に使用させていただきます。
- ベンチャーキャピタルの方のご参加はお断りさせていただいております。
2024年03月19日(火)
19:30-19:33 イベント説明、upto4のご紹介
19:33-19:35 みらい創造機構概要・EIR制度紹介
19:35-19:40 つくば研究支援センターの紹介
19:40-19:43 匿名質問ツールSlidoの操作方法
19:43-19:53 「世界で唯一の原子スイッチ「ナノブリッジ」搭載の半導体チップの開発・製造・販売及びIPライセンス販売」
ナノブリッジ・セミコンダクター株式会社 杉林直彦氏
19:53-20:02 Q&A
20:02-20:12 「新しい炭素材料であるグラフェンの製造販売と、グラフェンを用いた蓄電デバイスの研究開発」
株式会社マテリアルイノベーションつくば 唐捷氏
20:12-20:21 Q&A
20:21-20:25 カジュアル面談、コミュニティ参加のご案内
杉林 直彦|Tadahiko Sugibayashi
ナノブリッジ・セミコンダクター株式会社 代表取締役
1986年、大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了、日本電気株式会社入社、DRAMの製品設計、研究開発を担当。
その後、磁気ランダムアクセスメモリの研究開発、「ナノブリッジ」の事業化を担当。
2019年、ナノブリッジ・セミコンダクターを創業。
唐 捷|Tang Jie
株式会社マテリアルイノベーションつくば 代表取締役
中国清華大学卒業、大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了、博士(理学)。科学技術庁金属材料技術研究所主任研究官、物質・材料研究機構主席研究員、グループリーダーを経て、現在上席研究員、筑波大学物質材料工学専攻連携大学院教授も併任。専門は、グラフェン等ナノカーボン材料及び蓄電デバイス、希土類化合物ナノ構造電界放出電子源、極限条件下の材料創製及び物性研究。2017年11月に物質・材料研究機構認定ベンチャー「株式会社マテリアルイノベーションつくば」を起業し、独自のグラフェン複合材料を電極材料に用いることでIoTに最適な蓄電デバイスであるグラフェンスーパーキャパシタを開発し、電源のあり方を刷新し、超スマート社会の実現に貢献する。
大塚 和慶|Kazunori Otsuka
株式会社つくば研究支援センター
研究開発型ベンチャー企業の伴走支援や域内外ステークホルダーとのアライアンス構築等を担当。前職はFintechスタートアップで事業開発、規制対応及び海外IRに従事。それ以前は金融庁で地銀・金商業者の監督や、金融行政の年次方針の策定、FinTechサポートデスク等を経験したほか、エジプト・英国の日本国大使館に勤務。
南 百合子|Yuriko Minami
株式会社みらい創造機構 キャピタリスト
東京大学大学院修了後、東京電力株式会社へ入社。 建築部門に従事した後、グループ経営部門へ転向。グループ事業再編、中期経営計画策定、新規事業開発、広報等に携わる。みらい創造機構では投資・ハンズオン支援、ブランディングや各方面のステークホルダーとのプロジェクトマネジメントを担当。お茶の水女子大学 非常勤講師。
棟兼 彰一|Shoichi Munekane
upto4株式会社 Founder & CEO
早稲田大学政治経済学部卒 システムコンサルタントを経て、大手人材会社にて事業企画、ベンチャー投資、M&Aなどを担当。
大学発創薬スタートアップ、ヘルスケアスタートアップでコーポレート・新規事業開発などを経てupto4を創業。
こちらよりお申込みください。費用は無料です。
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ご関心のありそうな研究のご紹介やメンバー限定イベントを行います。
★upto4メンバーの方
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★upto4非メンバーの方
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upto4株式会社
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創業前〜創業4年目までのスタートアップが74%を占めます。
創業者とのオンラインピッチデックミーティングをきっかけに、あなたの空いている時間で、世界を変えるかもしれない事業や研究開発に将来の社長・取締役・CxOとして参画できる場をつくっています。
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■イベントに関するお問い合わせ
upto4株式会社
メール:yumiko.okada@upto4.com (岡田)
2024-03-15